9月13日、東京電力の山下和彦フェローが
福島第一原発事故の汚染水について
「今の状態はコントロール
出来ていないと我々は考えている」
と安倍晋三のIOC総会での
発言を否定したことについて、
同日菅官房長官は釈明して
「政府としては引き続き対策を
万全なものにしていきたいと考えます」
と述べました。
つまり、現状の対策は
万全ではないのです。
菅は
「コントロールできていない」
と言ったのも同然です。
さらに菅は、安倍が言ったことは
「原発周辺海域で放射性物質濃度が
極めて低いことを踏まえての発言」
だったと釈明しました。
安倍はそんなこと言ってません。
「港湾内の0.3平方キロメートルで
完全にブロックされている」
と言ったのです。
だからたとえ濃度が低くても、
周辺海域で放射性物質が
検出された時点でアウトです。
菅の言っていることは、
ガキの言い訳にすら
なっていません!
なっていません!
ところが同日夜、東電は記者会見を開き、
「山下フェローの発言には
総理の発言を否定する意図はなかった」
と釈明しました。
なぜか山下フェロー本人ではなく、
東電の尾野スポークスマンが釈明、
しかも言ってることが、
「山下フェローの発言は、
あくまでも汚染水が
敷地内の貯水タンクなどから
あくまでも汚染水が
敷地内の貯水タンクなどから
流れ出したりするトラブル
について述べたもの」
について述べたもの」
普通は、それを、
「コントロール出来ていない状態」
と言うんじゃないか!!
おそらく、東電だってこんなバカな会見
開きたくはなかったでしょう。
どー見たってこれは、
官邸が東電に圧力かけて、
否定会見をやらせたとしか
思えません!
オリンピックさえ呼べれば、
こんなゴマカシが
通用すると思い上がっている
安倍政権の馬鹿ぶりにも呆れますが、
それでも実際に内閣支持率が上がり、
大衆の目がマンマと
誤魔化されているという現状には
絶望感を覚えざるを得ません。
この絶望を突破する、正気の言論は、
もう「小林よしのりライジング」だけ!
Vol.53
「東京五輪:
汚染水問題はコントロールされていない!」
は、いま必読です!!